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【ストレッチとしても有効!】関節の動きを良くするTRXスクワットエクササイズ

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スクワットは、股関節、膝関節、足関節を同時に屈曲させる動作です。スクワット動作においては、自体重のコントロールが重要ですが、TRXサスペンショントレーナーを使用することで、負荷を軽減することができるため、TRXスクワットは初心者でも安心して行えるエクササイズの一つです。

TRXスクワット

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長さ:ミッドレングス  ポジション: 立ってアンカーポイントに顔を向ける

方法:足を腰幅に開き、肘を肩の真下の位置にして、ハンドルを持ち、アンカーポイントに顔を向けて立つ。ゆっくりと腰を落としてしゃがみ込む。足でしっかり床を押して踏み込み、立ち上がる。

TRXサスペンショントレーニングを行う際は、基本的にはサスペンショントレーナーをピンと張った状態で行いますが、TRXスクワットを行う際は必ずしもそうである必要はありません。ただし、より深くしゃがみ込む時や、立ち上がる時のサポートとして役立てる場合などには、サスペンショントレーナーの張力が優位に働きます。

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上の写真は、TRXディープスクワットと呼ばれる、より深いスクワットの例です。サスペンショントレーナーを使わずにできることが理想ですが、まだフォームが安定しない時など、動きの確認に有効です。またエクササイズを繰り返し行う場合に、適切なフォームを保つためのサポートとしても有効に使えます。

ここから少し応用して、深くしゃがみ込んだ状態で、TRXに引っ張られる力を利用することにより、股関節や足関節周りの可動性向上だけでなく、上背部など肩甲骨周辺のストレッチにも有効です。下記は英語の動画ですが、参考にしてみてください。

また、TRXサスペンショントレーニングコースでも紹介している、TRXボトムアップスクワットというエクササイズは、股関節周りや足関節周りの可動性向上に非常に有効なエクササイズです。

TRXボトムアップスクワット

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長さ:ミッドレングス  ポジション: 立ってアンカーポイントに顔を向ける

方法:足を腰幅に開き、アンカーポイントに顔を向けて立つ。ゆっくりと身体を後方へ傾けたら、腰を落として深くしゃがむ。ハンドルを使って、少し前に身体を引き寄せ、足にしっかり体重を乗せ、床を踏み込み立ち上がる。

ポイント:しゃがんだ状態で身体を前後に揺らしたり(3と4の状態を繰り返す)、片足ずつ足を持ち上げると、よりほぐれます。

こちらの動画でも解説しています。(2:00を過ぎたあたりのところで紹介しています)

今回の記事では、TRXスクワットの応用編としてTRXディープスクワットとTRXボトムアップスクワットを紹介しました。モビリティーエクササイズとしてとても有効ですのでぜひお試しください。

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